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卒業前に「きざはしの式」 山陽学園中・高、後輩に伝統託す

在校生らに見守られながら階段を下りる高校3年生
在校生らに見守られながら階段を下りる高校3年生
 山陽学園中・高(岡山市中区門田屋敷)で26日、100年以上続く卒業前の伝統行事「きざはしの式」が行われた。「きざはし」は階段の意味で、最上級生が階下で待つ在校生に向かって下り、責任を引き継ぐ儀式。3月1日に卒業式を控えた高校3年生176人が後輩たちに伝統や誇りを託した。

 例年は最上級生として中学3年生も階段を下りるが、今年は新型コロナウイルス対策で高校3年生のみとし、在校生も同1、2年生の代表24人に絞って行った。

 校舎玄関ホールの大階段の上に高校3年生が整列し、小田奈美さん(18)が「困難なことにも挑戦し、自分で新たな道を開ける人になってください」とあいさつ。在校生代表の高校2年花ノ木来幸さん(16)が「『他人のために』という心配りを一人一人がつなぎ、学園を発展させていく」と応じた。

 「きざはしの歌」が流れる中、3年生が一段ずつ階段を下りた後、在校生たちが上って礼節を受け継ぐ思いなどを新たにした。

 式は1905年、当時の上代淑校長が米国の大学の行事を取り入れたのが始まりとされる。

(2021年02月26日 13時13分 更新)

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