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新庄村が木材自動加工機を購入 付加価値の高い製品化を支援へ

木材を自動加工するCNCルーター
木材を自動加工するCNCルーター
 岡山県新庄村は、デザインをパソコンで指示するだけで木材を自動加工してくれるCNCルーターを購入した。村産木材の地産地消を図るとともに、村民による付加価値の高い製品化を支援する目的。4月から本格的に稼働させる。

 CNCルーターは、木材を固定する台(縦約2・3メートル、横約3・5メートル)と、自動で動く専用の刃物を備える。彫る形や深さを設計した図面データをパソコンで作成し、ルーターに送信すれば、自動で木をカットする。家具メーカーや工務店などで普及しているが、自治体が購入するのは県内で初めてという。購入費は約600万円。

 CNCルーターの操作に詳しいNPO法人MORILAB(高知県)の森川好美代表(28)を講師に迎えて17日、アクセサリーなどの製造・販売を手掛ける内藤愛さん(33)が組み立て式の椅子を作った。

 内藤さんは「製造の効率化が図れるとともに、多彩な製品を生み出せる。村産材の利用も加速するはず」と期待する。

 当面は内藤さんと林業者、楽器製造職人の村民3人が利用する。村は他にも、操作に習熟した人の利用を募っている。

(2021年02月26日 10時33分 更新)

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