山陽新聞デジタル|さんデジ

岡山でも国公立大2次試験始まる 岡山大は渋滞配慮し開始繰り下げ

注意事項を聞き、試験開始を待つ受験生=25日午前9時20分、岡山大津島キャンパス
注意事項を聞き、試験開始を待つ受験生=25日午前9時20分、岡山大津島キャンパス
岡山でも国公立大2次試験始まる 岡山大は渋滞配慮し開始繰り下げ
岡山でも国公立大2次試験始まる 岡山大は渋滞配慮し開始繰り下げ
 新型コロナウイルスの影響が続く中、国公立大2次試験の前期日程が25日、全国各地で始まった。

 岡山、広島、香川県内では、10大学で計1万2123人が受験した。

 岡山大は10学部(定員1475人)を3231人が受け、倍率は昨年と同じ2・2倍。広島大は12学部(1749人)に3947人が臨み、倍率は2・3倍で昨年を0・1ポイント下回った。香川大は6学部(699人)に1533人が挑み、倍率は昨年と同じ2・2倍だった。

 岡山大では試験会場の津島キャンパス(岡山市北区津島中)周辺で発生した交通渋滞の影響で、午前9時の試験開始時間を30分繰り下げた。

 ◇

 岡山県内では岡山大(岡山市北区津島中)と県立大(総社市窪木)、新見公立大(新見市西方)でも試験が行われた。本年度から導入された大学入学共通テストへの対応だけでなく、新型コロナウイルスの感染対策にも追われた計約3900人の受験生たちは、合格を目指して最終関門に挑んだ。

 10学部の試験があった岡山大津島キャンパスでは、午前7時ごろからマスクを着けた受験生が次々と会場入りし、参考書で最後のチェックをする姿も見られた。

 コロナの感染対策として大学側はアルコール消毒液を試験会場の入り口に用意。小まめな換気も行った。

 1月にあった共通テストは、昨年までの大学入試センター試験より読解力や思考力などを求める設問が増えた。経済学部を目指す城東高女子(18)は「共通テストでは十分に力を発揮できなかった。2次試験で巻き返したい」と試験場に向かった。

 岡山大の受験倍率は昨年と同じ2・2倍。「コロナ禍で医療従事者は過酷とのイメージが広がり、医学部などへの志願者が減ると予想されたが、全国的にそうならなかった」と大手予備校・河合塾近畿本部(大阪市)。岡山大の医学部、薬学部の倍率は昨年よりもそれぞれ0・1ポイント、0・3ポイント上昇。医学部を志望した浪人中の男性(21)は「奮闘する医療従事者の姿に心打たれ、医師になりたいという思いを強くした」とする。

 初日の試験は午後6時で全て終了。文学部を受けた金光学園高女子(18)は「コロナと入試改革の“ダブルパンチ”を受けた1年だったが、一区切り付きほっとしている。合格を信じ、今夜はぐっすり眠りたい」と家路に就いた。

 岡山大は26日、医学部医学科などで面接を行う。合格発表は3月9日。2次試験の後期日程は同12日。

 県立大の前期日程は例年1日のみだが、今年はコロナ禍で試験日を分散。25日は保健福祉学部とデザイン学部1学科で実施し、26日は情報工学部とデザイン学部2学科の試験がある。合格発表は3月5日。情報工学部の中期日程は同8日、保健福祉学部の後期日程は同12日。

 新見公立大は健康科学部で試験があり、合格発表は同6日。地域福祉学科の中期日程は同8日、健康保育と看護の両学科の後期日程は同12日に実施する。

(2021年02月25日 23時11分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ