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里庄出身・藤井風さんを町が応援 サイン展示や情報発信

藤井さんのグッズなどが飾られている小野さんの店。ファンの訪問が相次いでいる
藤井さんのグッズなどが飾られている小野さんの店。ファンの訪問が相次いでいる
 2020年に注目の新人アーティストとしてブレークしたシンガー・ソングライター藤井風(かぜ)さん(23)。出身地の岡山県里庄町は、町役場にサインやポスターを展示、公式ホームページ(HP)で情報発信するなど、応援ムードが高まっている。町は「里庄の知名度アップに貢献してくれている」と喜び、活躍を後押ししていくつもりという。

 昨年12月中旬の平日、同町浜中の商店に、女性ファンの姿があった。店主の小野広志さん(70)はデビュー前からの知り合い。藤井さんとの記念写真や関連グッズを飾っており、女性たちが熱心に観賞、店が置く「風君ノート」にメッセージをつづるなどしていた。

 3人で来店した岡山市南区、主婦(50)は「地元の皆さんが温かく接してくれるし、何より風君への愛を感じる」と笑顔を見せる。

 町役場ロビーには、藤井さんが町に寄せた「がんばろう ワシのふるさと 里庄町」のメッセージやサイン入りポスターを展示。HPには同6月から「藤井風さん情報」を掲載、つばきの丘運動公園(同町里見)では、放送で曲を流すなど、町が全面的に応援。町によると、役場や公園、同店などゆかりの地を“聖地”に見立てて巡る動きも出てきたという。

 ブレーク前の18年には地域の夏祭りに出演してくれたというエピソードを語る小野さんは「藤井さんは地元愛にあふれた好青年。ブレークした今も里庄を気に掛けてくれており、こちらも精いっぱい応援する」と力を込め、加藤泰久町長は「地域出身の若者の活躍は本当にうれしい。町として今後もバックアップしていきたい」と話している。

(2021年02月07日 20時17分 更新)

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