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西大寺観音院で会陽事始め 宝木作る道具を手入れ

「会陽事始め」で宝木を作る道具を手入れする次田さん父子
「会陽事始め」で宝木を作る道具を手入れする次田さん父子
 国重要無形民俗文化財の裸祭り・西大寺会陽(20日)に向け、一連の行事の幕開けとなる「会陽事始め」が1日、舞台となる岡山市東区西大寺中の西大寺観音院で行われた。福男に授けられる宝木(しんぎ)を作る道具を手入れし、会陽の成功を祈る法会が執り行われた。

 白い装束に身を包んだ棟梁(とうりょう)の次田尚生さん(82)、典生さん(51)父子が客殿の広間で作業。かんなやのこぎりなど約10点を砥石(といし)で研ぐなどした。

 法会は本堂であり、祝い主の荒木組(同市北区天瀬)とシティライト(同野田)、会陽奉賛会の関係者らが出席した。事始めに先立ち、書家奥田雄山さん(49)=瀬戸内市=が書き初めし、「一陽来福」としたためた。

 この後、3日深夜から4日未明にかけて如法寺無量寿院(岡山市東区広谷)に宝木の原木を取りに行き、4日朝に「宝木削り」を行う。7日から五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願する「修正会(しゅしょうえ)」が始まり、結願(けちがん)となる20日午後10時に本堂で宝木が投下される。新型コロナウイルス感染対策のため無観客とし、裸群による宝木争奪戦は行わない。

(2021年02月01日 12時09分 更新)

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