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前田「2時間20分切り」目指す 31日、大阪国際女子マラソン

2時間20分切りを狙う前田穂南=岡山県補助陸上競技場
2時間20分切りを狙う前田穂南=岡山県補助陸上競技場
1年ぶりのフルマラソンで自己記録を目指す谷本観月
1年ぶりのフルマラソンで自己記録を目指す谷本観月
 31日の大阪国際女子マラソン(長居公園)に天満屋から東京五輪代表の前田穂南(24)と、谷本観月(26)が出場する。およそ1年5カ月ぶり、五輪前最後の42・195キロに臨む前田は自己記録(2時間23分48秒)を大幅に塗り替え、勝負の夏に弾みをつけられるか注目される。

 前田がフルマラソンを走るのは、一昨年9月の五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ」以来だ。「この状況で開催されるだけでありがたい。感覚を取り戻し、強化してきた走りを見せる」とコロナ禍で遠ざかっていたレースに気持ちを高ぶらせる。

 高速化する世界と対抗するために、大阪では日本人女子4人目、国内レースで初の「2時間20分切り」を掲げる。30キロまで付く大会のペースメーカーはアテネ五輪金の野口みずきが持つ日本記録(2時間19分12秒)を目安とする見込みで「しっかり付いていき、記録にチャレンジしたい」。

 目標達成に必要なペースは1キロ3分19秒。昨年2月の青梅マラソン(30キロ)は1キロ平均3分17秒で走り、1時間38分35秒の日本最高記録を樹立した前田にとって無謀なスピードではない。

 大阪が緊急事態宣言下にあり、公道から長居公園内を周回するコースに急きょ変更されたことも記録を狙う面ではプラスだ。起伏や急なカーブがないため「流れに乗ってしまえば、終盤までハイペースで押し切る可能性は高い」と武冨豊監督。一山麻緒(ワコール)との五輪代表対決も発奮材料になりそうだ。

 一昨年の世界選手権で7位入賞した谷本は前回の大阪国際女子以来のマラソン。前田と一緒に出場するのは初めてで「1年ぶりのフルは不安もあるが、前田に刺激をもらい、刺激を与えられるようなレースができれば」と、自己記録(2時間25分28秒)更新を目指す。

(2021年01月26日 20時34分 更新)

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