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北房ぶり市 写真展で雰囲気知って コロナで中止、住民有志が企画

写真展に展示する作品を選ぶ住民ら
写真展に展示する作品を選ぶ住民ら
 真庭市と北房地域の住民有志が、新型コロナウイルスで中止した地元の伝統行事「北房ぶり市」をテーマにした写真展を26日から北房文化センター(上水田)で開く。写真愛好家グループの作品やフォトコンテスト出品作を展示し、ぶり市で使う「ぶり小屋」なども設け、市の雰囲気を味わってもらう。会期は2月14日まで。

 写真愛好家グループは、ぶり市会場の呰部商店街で写真館を営む新田〓(さかえ)さん(82)らが約60年前に結成した「北房写真集団」。昭和40年代に撮影したモノクロと、AI(人工知能)でカラー化した各9枚を並べ、ブリを買い求める人々の豊かな表情から当時の活気を伝える。(〓は人ベンに光)

 北房観光協会が1987年から毎年行っているフォトコンテストの一般公募作品約20点も披露する。

 会場には、呰部商店会の有志が、さばいたブリの販売所として毎年使っているぶり小屋1棟を設営。ブリ形ちょうちんやのぼりも飾り、ムードを演出する。地域おこし協力隊員が住民に聞き取りして作製した昭和30~40年代の商店街マップや、来場者に感想を書いてもらうメッセージボードも用意する。

 市北房振興局は「多くの人に見てもらい、来年の復活への原動力につなげたい」としている。

 ぶり市は江戸時代から300年以上続くとされ、天然物の格安販売やぶり雑煮の提供、ブリ争奪じゃんけん大会などで盛り上がる。今年は2月7日の予定だった。

(2021年01月24日 09時11分 更新)

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