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“春を告げる花” 雪割草が開花 新見・満奇洞の暖かい空気に触れ

雪の下からかれんな花をのぞかせる雪割草=10日
雪の下からかれんな花をのぞかせる雪割草=10日
 岡山県天然記念物の鍾乳洞・満奇洞(新見市豊永赤馬)入り口付近で、雪割草がピンクや白色のかれんな花を雪の下からのぞかせている。雪解けの時期に咲き“春を告げる花”として知られるが、年間を通して気温15度前後の洞内の暖かい空気の影響で毎年いち早く花を付ける。

 雪割草はキンポウゲ科の多年草・ミスミソウ、ケスハマソウなどを指す。倉敷市立自然史博物館によると、県北部を中心に自生し、3、4月ごろ1・5~3センチほどの花を咲かせる。満奇洞では、数十年前に植えた数株が自然に増えて一帯に群生。積雪の際の小さな花と雪とのコントラストが毎年、写真愛好家や観光客らを楽しませている。

 今季は昨年12月に咲き始めた。2月下旬から3月にかけて見頃を迎えそうで、満奇洞管理事務所の松井正樹管理人(63)は「今年は特に寒くて開花はゆっくり。冬でも暖かい満奇洞を訪れ、かわいい花で癒やされてほしい」と話している。

(2021年01月23日 10時05分 更新)

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