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コロナ対策徹底し図上訓練 岡山県が国や県警、赤磐市と連携

テロ事件を想定した合同訓練で被害状況などを確認する参加者=県庁
テロ事件を想定した合同訓練で被害状況などを確認する参加者=県庁
 岡山県は21日、国や県警、赤磐市と合同でテロ事件の発生を想定した図上訓練を行った。国民の安全を守る自治体の責務を定めた国民保護法に基づき実施。新型コロナウイルスの感染予防対策を徹底した上で、被害情報の迅速な収集、共有といった対応を確認した。

 赤磐市内の屋外イベント会場に爆発物が投げ込まれて多数が死傷し、犯人が近くの公共施設で職員らを人質に立てこもった―との想定。関係10機関の約80人が参加した。

 県庁では、飛沫(ひまつ)の拡散を防ぐ間仕切りを設けた対策本部で職員らがマスクやフェースシールドを着用して対応。現地の警察、消防からの情報をホワイトボードや地図に書き込み、けが人を収容する病院を調整したり、公共施設の周辺住民を避難させたりする手順を確かめた。

 赤磐市は市役所に対策本部を設置。県を通じて国に緊急消防援助隊の派遣を要請した後、事件に巻き込まれる危険がある近隣住民に防災無線やSNS(会員制交流サイト)で避難を呼び掛けた。

 県危機管理課は「コロナ禍でも迅速に対応して被害を最小限にとどめられるよう、訓練を重ねたい」としている。

(2021年01月21日 19時49分 更新)

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