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県がアーティストバンク設置へ ネットで紹介、発表の場を創出

県がアーティストバンク設置へ ネットで紹介、発表の場を創出
 岡山県は、新型コロナウイルスの影響で低迷している文化活動を盛り上げるため、県内の芸術家をインターネットで紹介する「アーティストバンク」を2021年度に設置する方針を固めた。文化行事などを計画している県民らにマッチングのツールとして活用してもらい、少しでも多く発表の場を創出する狙い。

 事業は県文化連盟と連携して実施。連盟のホームページ(HP)にバンクを設け、登録した芸術家のプロフィルや作品の写真、動画などを掲載する。絵画や工芸、音楽といった分野、拠点となる活動地域などを検索できる機能を持たせる。

 県民や企業などがバンクを通じて登録者を探し、条件が合えば結婚式や式典で演奏を依頼したり、オフィスに飾る絵を制作してもらったりすることを想定。場合によっては連盟が仲介役となり、出演交渉や契約書の作成などをサポートする。

 HPへの登録はプロ、アマチュアを問わないが、質を確保するため過去の実績など一定の要件を設定する方針。スタート時は100人程度、最終的には400人程度を目指す。県は21年度当初予算要求に関連経費620万円を計上している。

 県内では新型コロナによって文化系のイベント中止が相次いでおり、県文化振興課は「多くの芸術家が活動を制限され、県民も鑑賞の機会を失っている。文化の灯が消えないよう後押ししたい」としている。

(2021年01月21日 17時15分 更新)

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