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玉野競輪場、再整備の安全を祈願 ホテルを併設 メインスタンド縮小

玉野競輪場のメインスタンド(中央奥)と選手宿舎兼ホテル(左奥)の完成イメージ(玉野市提供)
玉野競輪場のメインスタンド(中央奥)と選手宿舎兼ホテル(左奥)の完成イメージ(玉野市提供)
玉野競輪場で行われた工事の安全祈願祭
玉野競輪場で行われた工事の安全祈願祭
 2022年春オープンを目指して建て替える玉野競輪場のメインスタンドと、競輪場としては全国で初めて併設されるホテルの工事の安全祈願祭が18日、玉野市築港の同競輪場で行われた。選手宿舎を兼ねるホテルは、新型コロナウイルスの感染防止対策などとして部屋をツインからシングル中心にしたため、当初計画の100室余りから150室になる。

 車券のインターネット販売が主流になる時代を見据え、市が整備するメインスタンドは、施設規模をコンパクト化し、運営コストを節減する。鉄骨3階延べ2836平方メートル。4階建ての旧施設に比べ、床面積は6割に縮減される。

 2階は一般観覧席約300席。食事しながらレースを観戦できるビュッフェレストランも設ける。有料観覧席は3階。災害に備え、1階には食料などの備蓄倉庫を整備。事業費19億9991万円は競輪事業の収益で賄い、市税の投入はない。

 ホテルは鉄骨8階延べ5762平方メートル。スマートフォン向けゲーム大手・ミクシィの子会社チャリ・ロト(東京)が民間資金で整備する。事業費は約30億円。部屋から白熱のレースを見られるのが特長で、7、8階は一般の宿泊客向けにツイン、デラックス計26室を設ける。2~6階はシングル124室で、レースがある年間100日ほどは選手専用だが、残る260日程度は一般も利用できる。

 祈願祭には、市幹部や建設業者ら約20人が出席。選手宿舎についてチャリ・ロトの上田博雄社長は「今まで3、4人部屋だったが、1室1選手とした。体調を整え、いいレースを」とあいさつした。

(2021年01月18日 19時16分 更新)

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