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吉備中央・妙本寺で本堂屋根改修 2月6日に見学会

改修工事が行われている妙本寺本堂の屋根
改修工事が行われている妙本寺本堂の屋根
改修工事が行われている妙本寺本堂の屋根
改修工事が行われている妙本寺本堂の屋根
 岡山県吉備中央町北、妙本寺で、県重要文化財に指定されている本堂の屋根保存修理が進められている。老朽化に伴うもので改修は約30年ぶり。2月6日には見学会が開かれ、作業用足場から日本古来の伝統技法「こけらぶき」の工程を間近で観察できる。

 寺伝によると本堂は鎌倉時代中期の1275年の建立。もともと入母屋(いりもや)造だった屋根が宝形(ほうぎょう)造に改修されるなどしている。室町時代の建築様式をよく残しており1956年に県重文に指定されている。修復は雨漏りがするなど老朽化が進んだため、県、町の補助を活用して昨年11月に始め、2023年10月の完了予定。事業費は1億780万円を見込む。

 本堂の屋根に用いられているこけらぶきは、ヒノキ科のサワラの薄板「こけら」を約3センチずつずらして重ね合わせ、竹くぎなどで止める技法。今回の工事では約8万4600枚のこけらが使われる。

 見学会は、修復の機会に文化財を身近に感じてもらおうと開かれ、当日は職人のふき替え作業を見学でき、担当者が工程を説明する。ふき替えに使うこけら1枚ずつにメッセージも書き込める。

 見学会は午前10時~午後4時に30分間隔で計10回行う。各回先着10人。こけらへのメッセージ記入は当日以外も随時受け付ける。申し込み、問い合わせは29日までに同寺(0866ー55ー5012)。

(2021年01月19日 11時16分 更新)

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