独・与党の新党首に親メルケル派 16年ぶり首相交代、選出曲折も
【ベルリン共同】ドイツのメルケル首相の保守与党、キリスト教民主同盟(CDU)は16日、党首選を行い、親メルケル氏派の西部ノルトライン・ウェストファーレン州のラシェット州首相(59)を選出した。メルケル氏のリベラル路線を継承する考えだ。
9月の総選挙後に引退するメルケル氏の後継候補選びが本格化。ラシェット氏は後継の座に近づいたが、次期首相には新型コロナウイルス対策で名を上げた姉妹政党の党首が人気で、決定には曲折が予想される。
メルケル氏は2005年から首相を務め、ドイツの顔として知られる。CDUの支持率は首位で、国際社会は16年ぶりの首相交代に注目する。
9月の総選挙後に引退するメルケル氏の後継候補選びが本格化。ラシェット氏は後継の座に近づいたが、次期首相には新型コロナウイルス対策で名を上げた姉妹政党の党首が人気で、決定には曲折が予想される。
メルケル氏は2005年から首相を務め、ドイツの顔として知られる。CDUの支持率は首位で、国際社会は16年ぶりの首相交代に注目する。
(2021年01月16日 21時12分 更新)