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真備の有井橋 4月から通行止め かさ上げ工事で2年間

真備の有井橋 4月から通行止め かさ上げ工事で2年間
真備の有井橋 4月から通行止め かさ上げ工事で2年間
 岡山県備中県民局は14日、西日本豪雨で堤防が決壊した倉敷市真備町地区の末政川に架かる有井橋(同町有井)の架け替え工事に伴い、4月1日から2年間、橋を含む周辺の一部区間を全面通行止めにすると発表した。堤防より高い位置に橋を整備することで川の増水時などの利用をスムーズにし、防災・減災につなげる。

 通行止めになるのは、市道の有井と真備中央団地入り口の交差点区間約200メートル。期間中は南の国道486号を迂回(うかい)路に設定する。橋近くの商業施設などへの出入りは可能。住宅街など生活道路が多い橋周辺を「通過車両抑制エリア」とし、車の流入防止を呼び掛ける。

 工事では、県が行う末政川の堤防強化に合わせ、橋を現行より約3メートルかさ上げする。両岸の堤防が途切れた部分の間をつなぐ構造から、堤防の上部を通過する形に変更。大雨の際に堤防の切れ目を板でふさぐ設備「陸閘(りっこう)」は廃止する。

 西日本豪雨の際には陸閘が閉じられず、堤防決壊の要因の一つになったとされる。同県民局は「工事により災害時の避難や緊急車両の通行がしやすくなる。地域の安全性を高めていきたい」としている。

(2021年01月16日 17時55分 更新)

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