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岡山県内 特殊詐欺被害5.2億円 20年 3年ぶり増、高額相次ぐ

岡山県内 特殊詐欺被害5.2億円 20年 3年ぶり増、高額相次ぐ
 岡山県内で2020年に認知された特殊詐欺の被害額は約5億2010万円(前年比約3億140万円増)で、3年ぶりに増加したことが15日、県警のまとめで分かった。認知件数は前年と同じ102件だったが、高額被害が相次いだ。被害者の9割以上が65歳以上の高齢者で、前年同様キャッシュカードを狙う手口も目立った。

 手口別の被害額は、有料サイトの未納料金名目などの「架空請求」が約2億8530万円で最多。前年(約6710万円)を大きく上回り、全体の5割に達した。現金を何度も要求されるケースが多く、1千万円以上の高額被害が14件あった。

 カードを狙った手口は、警察官らを装ってカードを直接だまし取る「預貯金詐欺」が41件(前年比78・3%増)、隙を見て偽物とすり替える「キャッシュカード詐欺盗」が23件(同34・3%減)で、この二つの手口で認知件数の6割を占めた。一方、現金を直接受け取りに来る手口は11件にとどまった。

 また、固定電話を介して犯人が最初に被害者に接触したケースが全体の9割に上った。県警生活安全企画課は「どんな手口でも電話が悪用されている。犯人との接点を断つため、留守番電話の活用を強く呼び掛けていく」としている。

(2021年01月15日 20時05分 更新)

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