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岡山で本堂建設支援の慈善展 日本で修行、インドの「曹源寺」 

原田住職が禅語をしたためた書や工芸品が並ぶチャリティー展会場
原田住職が禅語をしたためた書や工芸品が並ぶチャリティー展会場
 岡山藩主池田家の菩提(ぼだい)寺・曹源寺(岡山市中区円山)で修行したインド人禅僧が母国に開いた「印度山(いんどさん)曹源寺」の本堂建設を支援するチャリティー展が13日、同市北区表町の天満屋岡山店5階美術画廊で始まった。19日まで。

 地元財界や文化関係者でつくる「曹源寺に親しむ会」(会長・桑田茂RSKホールディングス社長)が企画。同寺の原田正道住職が揮ごうした掛け軸や額のほか、陶芸家児島塊太郎さん(総社市)の茶わんや花生け、木工作家高月国光さん(真庭市)の漆塗りの盆など約100点が並ぶ。訪れた人は「無事是貴人(きにん)」「寂然不動」など禅の心を伝える書に見入ったり、工芸品を手に取り吟味していた。

 印度山曹源寺は、岡山で約30年修行したボディ・ダルマさんが2016年に建立。禅堂や食堂を備え、カースト下層の子どもたちへの布教に励むが、まだ本堂がないという。販売益は全額、同寺に寄付する。桑田会長は「岡山で学んだ禅の教えが、仏教発祥の地インドの若い世代に広まるのを後押ししてほしい」と協力を呼び掛けている。

(2021年01月13日 17時03分 更新)

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