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渡船で気を付けてほしいこと 船長と仲良くして情報もゲット

寒チヌを手にする筆者(左)と釣友の湯浅さん
寒チヌを手にする筆者(左)と釣友の湯浅さん
前島の南西にある「東の石切」
前島の南西にある「東の石切」
傾斜のきつい足場に釣り座を構えた
傾斜のきつい足場に釣り座を構えた
竿を振る湯浅さん
竿を振る湯浅さん
今回使った餌や糸
今回使った餌や糸
大きさは小さめだが、釣果は上出来だった
大きさは小さめだが、釣果は上出来だった
渡船で気を付けてほしいこと 船長と仲良くして情報もゲット
 昨年は「3密」を避けた新しい生活様式が推奨されました。歓迎会や忘年会などの飲み会も自粛する生活でした。仕事も直接会っての打ち合せができにくい状況です。早く普通の日常生活に戻りたい。釣りの大会などのイベントも早くできることを待ち望んでいますが、もうしばらく辛抱が必要のようです。

 さて本題の釣りの話に。日本のエーゲ海とよばれる瀬戸内市・牛窓沖は、東から「青島」「前島」「黄島」「黒島」「中ノ小島」「端ノ小島」と大小の島々が浮かびます。島で釣りをするときに使うのが渡船。一番大きな前島はフェリーでも行くことができますが、私は場所取りの必要がなく、自由の効く渡船を利用することが多いです。

 先日、同い年のまこと渡船の船長と会話で、「船に乗るマナー」について話が出ました。私は釣りクラブに所属していますので、多くの先輩たちに指導していただきました。でも慣れていない頃は、港や船で心臓はバコバコ、動きが分からずオロオロしていました。渡船を利用するとき、私と同じ思いをしないためにも、船長の思いや悩みをちょっと紹介させていただきます。

 渡船には多くの人が一斉に乗って、順番にポイントに降りていきます。荷物の積み降ろしは基本自分で行いますが、他のお客さんが手伝ってくれるときもあります(客が自主的に手伝っています)。船長さんの思いは「全員を安全にスムーズに磯に渡す!」です。船長がお客さんの安全を守る責任と任務を担っています。だから船長の言うことが一番。昔の船頭は怖かったです。

 そこで以下のことに気を付けてください。

 ①荷物はコンパクトに。バラバラ持たずバッグなどに収納します。外洋では船に乗せてもらえません。

 ②各荷物は名前を大きく記入し、他人が見ても分かるようにします。間違えて磯に持って行かれるのを防ぎ、忘れて帰っても連絡がつきます。

 ③渡船に乗って積み込みが終わったら船尾に移動する。船首に大勢いると船前が下がり、操船しにくい。船先が波を拾うためです。

 ④呼ばれたらすぐに降りられるように自分の荷物をホースヘッド(舳先)付近まで持って行きます。でも先端には立ってはいけません。船長から船先が見えないからです。

 ⑤渡船を利用する前は、事前に予約を。渡船システムや出船時間の確認し、その時に釣るコツや状況を聞く。

 どれも難しいことではないと思います。ちょっとした心遣いができれば、他のお客さんとも仲良くなって友達が増えますよ。船長と仲良くすると、良いことがあるかもしれません(笑)。

 ところで「新年の釣果は?」と言いますと、年末年始の大寒波で牛窓沖も「寒チヌ」モードにやっと突入です。1月3日は北西の風がとても強かったので、風裏を狙って前島の南面「東の石切」に、飽きもせず釣友の湯浅健司さんと一緒に降ろしてもらいました。足場は一カ所良い所がありますが、先輩に譲り(取られ?笑)、傾斜のきつい場所で釣り座を構えました。寒チヌのアタリは引っ手繰ることもなく、ウキがモゾモゾし、合わせるとチヌが乗っているという感じでした。

 ここは冬の鉄板ポイントと呼ばれる一級磯ですが、潮が動かないせいか、思いのほかチヌの活性が低い。「食わんなぁ~」「チヌはまだ正月休みかぁ~」とぶつぶつ二人で愚痴りながらも楽しく釣りをしました。釣果は二人でキープサイズ10枚です(本心はもっと多く釣る予定でした)。40センチを超える大型は出ませんでしたが「寒チヌ釣り」としては上出来。今年の初釣りとしては「満足」とします(笑)。

 今後の牛窓沖は、極端な水温低下がなければ2月も釣れる見込みです。ただし、「寒チヌ対策」しないと顔が見られないこともあります。「ウキの感度」「マキエの質」「ハリスの固さ」「針」まで気を使います。細かいことは船を予約をするとき、船長に聞いてみてください。日々変わる海の状況などを含めて親切丁寧に教えてくれます。ちょっとしたコツで釣果が変わりますよ。

<竿>

がま磯 黒冴 0.6号 5.3m

<マキエ>

オキアミ  6キロ
チヌパワー 激重       1袋       <マルキユー>
チヌパワー ムギスペシャル  1袋       <  〃  >
爆寄せチヌ          1袋       <  〃  >

<刺し餌>

くわせオキアミ スーパーハードL  <  〃  >
くわせオキアミ 食い込みイエロー  <  〃  >
アミノ酸α (刺し餌にかけた)   <  〃   >
バクバクソルト(刺し餌にかけた)  <  〃  >

<道糸>

銀麟 スーパーストロング ブラックマスターエクストラ 1.75号<東レ>

<ハリス>

トヨフロン スムーズロック 1.5号 <東レ>

<渡船>

まこと渡船 090-4650-6095



 兼松朋弘(かねまつ・ともひろ) 釣り愛好者でつくるクラブの愛潮・花遊会に所属。日曜と祝日、特に牛窓や小豆島近辺を中心に釣行を重ねるサラリーマン。マルキユーのフィールドスタッフ、東レのラインテスター。がまかつファングループ(GFG)岡山支部副支部長。


(2021年01月13日 09時57分 更新)

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