岡山県内は9日、今冬一番の寒気と強い冬型の気圧配置の影響で冷え込み、最低気温は和気町(氷点下10・6度)、岡山市北区建部町福渡(同10・1度)、同日応寺(同9・1度)の3地点で観測史上最も低くなった。最高気温が氷点下2・8度の新見市千屋をはじめ、同市新見、真庭市蒜山上長田の3地点は終日氷点下の「真冬日」となった。
朝の最低気温が氷点下5・1度だった倉敷市では、美観地区を流れる倉敷川で厚さ1センチほどの氷が張り、観光川舟の船頭が竹ざおで割る作業に追われた。船頭の男性(71)は「こんなに分厚い氷は久しぶりで、壊すのが大変。新型コロナウイルス禍で客は少ないが、準備はしっかりしないと」と話した。
岡山地方気象台は「11日からは寒気が緩み、気温は平年並みか少し低めで推移する見込み」と予報している。
朝の最低気温が氷点下5・1度だった倉敷市では、美観地区を流れる倉敷川で厚さ1センチほどの氷が張り、観光川舟の船頭が竹ざおで割る作業に追われた。船頭の男性(71)は「こんなに分厚い氷は久しぶりで、壊すのが大変。新型コロナウイルス禍で客は少ないが、準備はしっかりしないと」と話した。
岡山地方気象台は「11日からは寒気が緩み、気温は平年並みか少し低めで推移する見込み」と予報している。
(2021年01月09日 20時40分 更新)