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早島町観光センター装い一新 イグサPR、住民憩いの場にも

リニューアルオープンした早島町観光センター
リニューアルオープンした早島町観光センター
 JR早島駅近くの早島町観光センター(同町前潟)がリニューアルオープンした。町観光の拠点として伝統産品のイグサ製品をPRするとともに、飲食が楽しめたり、子ども向けの図書館を設けたりし、地元住民の憩いの場所としても活用する。

 同センターは、蔵をイメージした木造2階など計6棟(延べ約210平方メートル)で構成。建物はそのままに、施設内の店舗や設備を改装した。早島中(同町早島)の生徒が開発したイグサの名札入れやスマホケースなどを扱うほか、2階の休憩所には11畳の畳を敷いた休憩スペースを整備。和をテーマにしたワークショップの開催も計画している。

 レモネードのテークアウト専門店や採卵養鶏業の卵娘庵(岡山市南区箕島)も出店。手作りプリン、カステラなどを販売するほか、イートインスペースで卵かけご飯やフレンチトーストも味わえる。児童書や絵本が並ぶ「まちライブラリー」もあり、いずれは貸し出しもできるようにする。曜日ごとに出店者が変わる「シェア店舗」も開設する予定。

 同センターは、2010年に町の運営でオープンした。観光案内所や軽食喫茶などを備えていたが、来館者の減少で赤字が続いたため、民間のノウハウを取り入れようと、指定管理者制度を導入。建設会社・キッカワ(倉敷市林)が11月中旬から運営に当たる。スタッフ6人が常駐し、観光案内にも対応しており、当初の1年間で5万人の利用を目指す。

 同社は「観光客にまた訪れたいと思ってもらえると同時に、町民の心のよりどころとしても愛される施設にしたい」と話している。

(2020年12月23日 18時41分 更新)

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