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観光振興へタンデム自転車活用を 高梁市と吉備国大などが合同調査

タンデム自転車に乗る参加者
タンデム自転車に乗る参加者
乗車前に血圧を測る参加者(左)
乗車前に血圧を測る参加者(左)
 高梁市は、2人乗りの「タンデム自転車」の走行による運動効果について吉備国際大(伊賀町)、川崎医療福祉大(倉敷市)と合同で調査を始めた。乗車前後の身体データや心理面に与える影響などを分析。自転車を活用した市民の健康づくりや観光振興に役立てる。

 調査は、吉備国際大社会科学部の山口英峰教授(運動生理学)、川崎医療福祉大の小野寺昇教授(同)とともに実施。乗車前後の心拍数や血圧の変化、運動強度を測定する。乗車時にはヘルメットに付けたカメラで運転者の目線も調べ、周りの景色をどのくらい楽しめているかも確認する。

 データの測定は12日、休館中の健康増進施設「朝霧温泉ゆ・ら・ら」の駐車場(松原町神原)で行われ、市内の自転車愛好者らでつくる「TC3」の男女メンバーら8人が協力。2・3キロのコースをタンデム自転車で前後の座席を交代しながら走ってもらった。山口、小野寺両教授のゼミ生3人が脈拍や血圧などを測った。

 「タンデム自転車は市民の健康寿命延伸の新たなツールとして広められる」と山口教授。小野寺教授は「運転しながらコミュニケーションが取れ、イベントにも応用できる」と可能性を指摘した。

 市は集計後のデータを市民に紹介する予定。市健康づくり課は「タンデム自転車を活用して、運動不足の解消や観光交流につながるイベントを実施したい」としている。

(2020年12月23日 11時07分 更新)

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