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美作鳥インフル 防疫措置が完了 岡山県、1月8日にも移動制限解除

養鶏場敷地内で進められた消毒作業=17日午後3時49分、美作市滝宮(岡山県提供)
養鶏場敷地内で進められた消毒作業=17日午後3時49分、美作市滝宮(岡山県提供)
鶏舎から片付けた餌を埋却し、発掘禁止の看板が置かれた養鶏場周辺の土地=17日午後10時4分、美作市滝宮(岡山県提供)
鶏舎から片付けた餌を埋却し、発掘禁止の看板が置かれた養鶏場周辺の土地=17日午後10時4分、美作市滝宮(岡山県提供)
 美作市滝宮の養鶏場で発生した鳥インフルエンザで、岡山県は17日深夜、鶏舎の消毒など家畜伝染病予防法に基づく防疫措置を終えた。単一の農場では国内最多となる約64万羽の殺処分を含め、一連の作業が完了した。異常がなければ来年1月8日にも卵や鶏の移動制限を解除する方針。

 防疫措置は、殺処分が終了した14日深夜から、県職員ら1日延べ240~400人が24時間態勢で当たった。鶏舎7棟から餌やふんを片付け、敷地内を消毒。県によると、17日午後10時に全ての作業を終えた。

 防疫措置の完了に伴い、県は6カ所設けた車両の消毒ポイントのうち、美作市役所作東総合支所(同市江見)のポイントを廃止。他も移動制限区域の解除までに順次、撤去する。

 県は発生後、養鶏場から半径3キロ圏内を移動制限区域、3~10キロ圏を搬出制限区域に指定している。防疫措置完了の翌日から10日後の28日に周辺農場のウイルス検査をした上で、異状がなければ来年1月1日に搬出制限を解除、同8日には移動制限も解く方針。搬出制限区域では現在、消毒などで安全と確認した卵に限って持ち出しを認める特例措置を適用している。

 殺処分した鶏は美作、岡山、倉敷市の4施設で焼却しており、18日午前7時現在の進捗(しんちょく)率は41・5%。25日ごろに完了する見込み。

 この養鶏場では今月10日、鶏の死骸からA型鳥インフルエンザウイルスが検出され、遺伝子解析で高病原性の「H5N8亜型」と判明した。農林水産省が感染経路の解明を進めている。

(2020年12月18日 12時11分 更新)

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