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病室からつながる四国水族館 香川大生、分身ロボでガイド

分身ロボット「オリヒメ」で入院中の子どもたちに四国水族館を案内する香川大の学生ら
分身ロボット「オリヒメ」で入院中の子どもたちに四国水族館を案内する香川大の学生ら
 四国水族館(香川県宇多津町)は17日、分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を通し、香川大医学部付属病院(同県三木町)に入院している子どもたちが館内を見学するツアーを行った。3~12歳の5人はそれぞれの病室で、オリヒメから送られてくるマダライルカやコツメカワウソなどの映像を楽しんだ。

 四国水族館と香川大が結ぶ包括連携協定の一環で、ツアー名は「病室からつながる水族館」。長期入院する子どもと家族を支援するNPO法人・未来ISSEY(丸亀市)が協力した。

 ガイド役は同大医学部の児童問題研究サークル・ひばりの3、4年生3人。同法人のオリヒメを荷物運搬用ワゴンで移動させながら館内を案内した。

 オリヒメは映像送信や音声通話だけでなく、頭や手を動かすといった遠隔操作ができる。病室の子どもたちにはロボットに指示を出すタブレット端末が手渡されており、一人ずつ順番にアクセス。学生の説明を聞きながら、イルカのジャンプを見て「すごーい」と手をたたいたり、愛らしいしぐさのカワウソに手を振ったりしていた。

 ガイドした4年島田絵理さん(22)は「オリヒメから子どもたちの喜びや驚きが伝わり、こちらもうれしくなりました」と話していた。

(2020年12月17日 20時22分 更新)

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