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鳥インフル 殺処分25.3%終える 美作と倉敷で鶏の焼却も始まる

殺処分された鶏が入った箱を焼却炉に入れる岡山県職員=12日午後1時、美作クリーンセンター(同県提供)
殺処分された鶏が入った箱を焼却炉に入れる岡山県職員=12日午後1時、美作クリーンセンター(同県提供)
 岡山県は12日、鳥インフルエンザが発生した美作市滝宮の養鶏場で飼育されている採卵鶏約64万羽の殺処分を続けた。午後4時現在で25・3%に当たる16万2807羽を終え、16日までの完了を目指す。検出されたウイルスは、国の遺伝子解析で毒性の強い高病原性の「H5N8亜型」と判明。広島、香川など8県で今季確認されたウイルスと同じタイプだった。

 11日午前4時から続く殺処分は、県職員と、陸上自衛隊日本原駐屯地(同県奈義町滝本)の隊員延べ約800人が交代しながら24時間態勢で作業。12日からは中国四国農政局の職員ら20人が加わった。

 岡山県は同日、殺処分した鶏の焼却も始めた。美作クリーンセンター(美作市杉原)と吉備路クリーンセンター(倉敷市真備町箭田)に鶏が入った樹脂製の箱を大型トラックで運び込み、焼却炉に投入していった。14日ごろまでに岡山、倉敷市の2施設でも焼却できるよう調整しており、約2週間で終える見通し。

 同県では、発生地の養鶏場から半径10キロ圏内に7農場(計85万羽)があるが、今のところ異常は報告されていないという。

 県畜産課は「関係機関や現場の職員・隊員のおかげで作業は順調に進んでいる。13日からは積雪が心配され、十分注意しながら作業に当たりたい」としている。

(2020年12月12日 20時51分 更新)

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