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地域おこしの担い手らが情報交換 真庭で「やまびこ大交流会」

PRブースを巡って交流を深める参加者たち
PRブースを巡って交流を深める参加者たち
ステージ発表などが行われた「やまびこ大交流会」
ステージ発表などが行われた「やまびこ大交流会」
 真庭市で5日開かれた「みま咲く未来フォーラム2020in真庭」では、トークセッション終了後、地域おこしの担い手らによる「やまびこ大交流会」があり、参加者が情報交換を通じてネットワークを深めた。

 真庭を拠点にする起業家や一般社団法人、住民団体など15事業者・団体が地域産品の紹介を兼ねたPRブースを設けた。市内外から若手事業家や高校生、大学教員、行政関係者ら約120人が参加し、ブースを巡って名刺を交わし活動内容を理解し合った。

 ブース出展者によるステージ発表では、住民グループ「まにワッショイ」が歌の演奏で会場を盛り上げた。中和地域の有志「中和いきいきサポーターズ倶楽部」は地域を挙げた児童の学習支援や空き商店を利用した居場所づくり、勝山町並み保存地区で高瀬舟の関連施設「舟宿(ふなやど)」を運営する一般社団法人「やまのふね」は廃材の新しい活用法を探るクリエイティブリユース事業などの取り組みを紹介した。

 作州地域の食材を使った創作料理を各地で提供する津山東高のイベントに携わる3年の男子生徒(18)は「地域で活躍する大人と知り合える貴重な機会になった。真庭にもいい食材があることが分かったので、活動に生かせれば」と話した。

(2020年12月07日 17時52分 更新)

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