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【記者が行く】「旅行の機会減った」85%、世帯収入減は37% コロナ禍の影響アンケート

【記者が行く】「旅行の機会減った」85%、世帯収入減は37% コロナ禍の影響アンケート
【記者が行く】「旅行の機会減った」85%、世帯収入減は37% コロナ禍の影響アンケート
 この1カ月間、9割近くの人は旅行に出掛ける機会が減り、7割余りの人は友人と会う機会が減った―。山陽新聞社が「新型コロナウイルス禍の生活への影響」をテーマに無料通信アプリ・LINE(ライン)で行ったアンケート取材で、こんな現状が浮かび上がった。感染拡大後「世帯収入が減った」とした回答者も全体の4割近くに達するなど、コロナ禍は一人一人の生活に大きな影を落とし続けている。

 LINEアカウント「記者が行く」の登録者を対象に11月21~28日に実施。20~80代の計242人から回答を得た。

 この1カ月間の回答者自身の五つの行動について、できているかどうかを6段階の選択式で質問したところ、程度を問わず「できていない」との答えが最も多かったのは「旅行に出掛ける」で、計85・9%に達した。回答者の過半数は「まったくできていない」を選んでおり、政府の観光支援事業「Go To トラベル」の一定効果が指摘されている中にあっても、多くの人は長距離の移動を控えている様子がうかがえた。

 「友人に会う」は計73・5%が「できていない」とし、「できている」(計26・5%)を大きく上回った。「外食する」についても「できていない」は計60・3%。実際、自由記述欄には「自分が感染しない、周りに感染させないよう自粛している」(真庭市の40代)、「必要最低限の買い物にしか外出をしない」(津山市の50代女性)などと感染拡大を防ぐための“我慢の日常”を訴える回答者が目立った。感染そのものよりも「感染して誹謗(ひぼう)中傷されるのが不安なので」(50代)という理由を挙げる人も少なくなかった。

 コロナ禍による世帯収入への影響も尋ねたところ、60・7%は「変わらない」としたものの、37・6%は「減った」と回答。経済的なダメージも広がっている。

 自由記述欄にはほかにも、感染拡大で「入籍したが結婚式は未定」(20代女性)、「求人応募を断られ続けた。職に就けたが非正規」(福山市の20代女性)、「岡山市に私と夫の両親がいるが、帰省できない」(岡山県出身で埼玉県在住の40代女性)といった声が寄せられ、コロナ禍の影響は結婚や就職、帰省など幅広い場面に及んでいることがあらためて浮き彫りになった。

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(2020年12月01日 05時00分 更新)

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