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山鳥毛の“帰郷”祝いコンサート 瀬戸内、和太鼓や剣舞で歴史表現

山鳥毛の“帰郷”を祝ったコンサート
山鳥毛の“帰郷”を祝ったコンサート
 瀬戸内市が所有する国宝「太刀 無銘一文字(山鳥毛=さんちょうもう)」の“帰郷”を祝う記念コンサートが29日、ゆめトピア長船(同市長船町土師)で開かれ、山鳥毛の歴史について語りを交えながら迫力の和太鼓や剣舞で表現したステージを繰り広げた。

 同市の和太鼓グループ・名刀太鼓が企画。菊水流剣詩舞道(岡山市)や新潟県佐渡島の太鼓芸能集団・鼓童の藤本吉利さんら4団体から計30人が出演した。

 ステージでは鎌倉時代中期の誕生、かつて所有していた上杉謙信らが活躍した戦国時代の戦い、瀬戸内市がふるさと納税などで個人所有者から購入した「里帰りプロジェクト」といった山鳥毛の歴史を紹介しながら、それらをイメージしたという曲を和太鼓の勇壮なばちさばきで披露し、剣舞で盛り上げた。

 約400人の聴衆は盛んに拍手を送り、岡山市中区の主婦(76)は「心に合戦などの情景が思い浮かぶよう。今度は展示を見に行きたい」と話した。

 瀬戸内市は3月、ふるさと納税などで約5億円を集めて山鳥毛を購入。9、10月に備前長船刀剣博物館(同市長船町長船)で特別陳列した。次回の展示は来夏以降を予定している。

(2020年11月29日 18時52分 更新)

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