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ドローンで医薬品輸送の実証実験 被災した真備の高齢者施設拠点に

ドローンで医薬品を輸送する実証実験
ドローンで医薬品を輸送する実証実験
ドローンで医薬品を輸送する実証実験
ドローンで医薬品を輸送する実証実験
 災害を想定し、医薬品を小型無人機ドローンで輸送する実証実験が27日、西日本豪雨で被災した高齢者施設「ライフタウンまび」(倉敷市真備町箭田)を拠点に行われ、関係者らが必要なノウハウを確認した。

 同施設を運営する倉敷成人病センター(同市白楽町)と、ドローンの教習所「ドローンビジネスラボラトリー(通称ディーラボ)倉敷真備校」(同市真備町有井)が、防災協定に基づき初めて実施。協定には、災害発生時の情報収集や緊急支援物資の搬送などを盛り込んでいる。

 実験は、同施設と約400メートル離れた倉敷まきび支援学校(同町箭田)の間で、箱に入れた錠剤を運ぶ流れ。着地地点の位置情報を登録した後、ドローン本機にベルトなどで箱を固定し、免許を取得した施設職員が操縦した。手動と自動の2パターンで飛行させ、安全性や正確性などを検証した。

 ディーラボの青山知之社長は「安全な運行が確認できた。水や救命胴衣なども運べるようにしたい」と意欲を示し、2018年の豪雨時に入所利用者ら約80人が孤立したライフタウンまびの源幸淳司センター長は「万が一に備え、災害時の拠点となる体制を整えておきたい」と話した。

(2020年11月27日 17時43分 更新)

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