山陽新聞デジタル|さんデジ

ジーンズ刑事が特殊詐欺注意 倉敷署が動画作成

特殊詐欺被害の啓発動画の一場面と撮影で使った“ジーンズ刑事”の人形
特殊詐欺被害の啓発動画の一場面と撮影で使った“ジーンズ刑事”の人形
 「他人事(ひとごと)じゃねーけぇ!」―。デニムジャケットとジーパンに身を包んだ男が、鋭い視線で画面の中からこちらをにらみつける。岡山県内で多発する特殊詐欺の注意喚起のため、倉敷署が作成したオリジナル動画だ。

 「行け!倉敷ジーンズ刑事(デカ)」という力強い筆文字調のタイトルとともに、サングラス姿の刑事が登場。「架空料金請求詐欺」「オレオレ詐欺」「キャッシュカード盗」といった詐欺の形態が描かれた的を銃で狙う。2019年度の県内の特殊詐欺被害総額が2億1860万円に上ることも紹介する。

 インパクトのあるキャラクターとメッセージで危機感を持ってもらおうと、生活安全課の署員5人が考案した。ジーンズ刑事は実際に人形を作って撮影。渋くて味のある50代の刑事をイメージし、倉敷らしさを出すため同市児島地区特産のデニム衣料を着せた。耳に残るようにせりふは岡山弁にした。

 くらしきシティプラザ西ビル(倉敷市阿知)のモニターで12月末まで上映する予定。JR倉敷駅構内や倉敷署1階ロビー、倉敷ケーブルテレビなどでも流している。

 同課は「ひとごとと思っていて、被害に巻き込まれる人が多い。動画を見て身近に起こる可能性があると意識を持ってほしい」としている。

(2020年11月25日 09時31分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ