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旧閑谷学校を花いっぱいに 28、29日 生花販売低迷で催し

旧閑谷学校でのイベントに向けて花台を作る杉本さん
旧閑谷学校でのイベントに向けて花台を作る杉本さん
 新型コロナウイルス禍で花の需要が低迷する中、生花の販売会社の団体が28、29日、今年創学350年を迎えた国特別史跡・旧閑谷学校(備前市閑谷)を会場にフラワーアートのイベントを開く。国内を代表する生花デザイナーの一人、杉本一洋さん(49)=岡山市北区=が同学校を約1万本の花で彩る予定で、杉本さんは「心癒やす花の魅力を多くの人に感じてほしい」と話している。

 イベントは、コロナ禍を受け、農林水産省が消費拡大を図る「花いっぱいプロジェクト」の一つで、全国の生花販売9社でつくるフラワーライフ振興協議会(本部・富山県)が企画。同協議会によると、卒業式や結婚式の中止などで大量の花が出荷されずに廃棄されているという。

 同協議会では観光施設や名所を花で彩るイベントを開いており、旧閑谷学校の展示は、昨年3月、国際的なフラワーデザインの競技会「インターフローラワールドカップ」(米国)に日本代表で出場し、トップ10入りした杉本さんに依頼した。

 杉本さんは、岡山県産スイートピーをはじめ、バラやダリアなど約50種類の花で6種類の大型フラワーアートを作り、講堂入り口や手前の芝生広場に展示する予定。木製の丸い皿や半円状の花台などを製作している。来場者が花を摘み取って持ち帰ることができる作品も計画している。

 両日とも杉本さんが生け花を実演するほか、展示作品の写真コンテストも行う。

 イベントは両日とも午前9時~午後5時で、入場料が必要。問い合わせは杉本さんが経営する「UNIFLOWERS」(086―256―7362)。

(2020年11月24日 07時03分 更新)

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