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廃棄ホースで動物用遊具製作 倉敷市消防局が池田動物園に寄贈

廃棄する消防用ホースを有効活用して作った動物用ハンモックと餌入れ
廃棄する消防用ホースを有効活用して作った動物用ハンモックと餌入れ
 倉敷市消防局は、これまでに廃棄していた消防用ホースで動物用遊具を作り、池田動物園(岡山市北区京山)に寄贈した。県内14の消防本部によると、遊具製作に有効活用するのは初めて。

 チンパンジーとキツネザル用のハンモック(縦90センチ、横90センチと150センチ)2個と餌入れ(縦横各50センチ、高さ150センチ)1個。

 相談した同動物園からの提案を受け、いずれも各20メートルのホース2本を編み込んで作った。防災について学んでいる地元の長尾小(倉敷市玉島長尾)3年156人が動物などの絵を彩り豊かに描いた。

 玉島消防署で17日、贈呈式があり、貝原勝敏署長が河田純司飼育員(52)に目録を手渡した。河田さんは「本当に有り難い」と感謝。リサイクルを考案した同署勇崎出張所の狩山靖之主任(40)は「喜んでもらえて何より。国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)の『つくる責任、つかう責任』にも貢献できて良かった」と話した。

 同市消防局によると、7年の耐用年数が過ぎるとホースを廃棄しており、年間約100本に上る。県内の他の自治体でも、緩衝材として再利用する場合を除き同様の措置を取っている。赤磐市ではホースを編み込んだバッグを、津山市では傘袋をそれぞれ作ったことがあるという。

(2020年11月19日 18時02分 更新)

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