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倉敷・大原美術館CF 目標達成 コロナで収入減 引き続き支援募る

1千万円の目標額に到達した大原美術館のCF専用サイト=31日午後6時ごろ
1千万円の目標額に到達した大原美術館のCF専用サイト=31日午後6時ごろ
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 新型コロナウイルス禍で減少した収入をカバーするため、大原美術館(倉敷市中央)が実施しているクラウドファンディング(CF)は31日、開始から6日目で目標の1千万円に到達した。次の目標も設定し、地域のシンボル存続を願う人々の支援を待っている。

 午後6時の時点で756の個人・団体が協力している。専用サイトに寄せられた応援コメントには「岡山県民の宝」「わたしの人生を支えた美術館」といったファンからの声援だけでなく、「いつか倉敷に行った折に訪ねたい」などと来館していなくても寄付する遠方の支援者も目立ち、存在感の高さを感じさせる。

 26日から始めた募集は12月25日午後11時までで、さらなる目標を3千万円とした。CF担当の森川政典副館長(59)は「あまりに早い達成に、驚きと同時に皆さんの大原美術館への温かな思いを強く感じる。厳しい状況は変わりないので、引き続き支援をお願いしたい」と話している。

 収益の8割を入館料に依存する同館は、新型コロナによる休館(4月11日~8月24日)や再開後の入場者数の制限で、運営資金がひっ迫。開館継続が危ういと、CFサービス「晴れ!フレ!岡山」で支援を呼び掛けている。集まった資金は作品管理のための環境整備や人件費などに充てる。

 詳細、支援は専用サイト(https://readyfor.jp/projects/ohara)から。QRコードからも接続できる。

(2020年10月31日 23時01分 更新)

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