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冬の味覚 カキの水揚げ始まる 邑久町漁協 実入りは上々

瀬戸内市沖で始まったカキの水揚げ
瀬戸内市沖で始まったカキの水揚げ
 冬の味覚を代表するカキの水揚げが29日、岡山県内最大級の産地・瀬戸内市邑久町虫明地区で始まった。今シーズンは好天に恵まれ、適度な降雨で海に十分な栄養分も流れ込んだため、実入りは上々という。30日から県内や京阪神のスーパーなどに並ぶ。

 邑久町漁協(同市邑久町虫明)の組合員が早朝から専用船で続々と沖に向かい、海面に浮かぶカキいかだに横付け。海中につるしたロープをクレーンで引き揚げると、びっしりと付着したカキが現れた。漁港近くの小屋では従業員が専用ナイフで殻をこじ開け、ぷりぷりした乳白色の身を取り出す作業に追われた。

 養殖歴31年の横山和史さん(49)は「身太りが良く、豊漁が期待できる。寒くなるにつれて身が引き締まり、品質もアップするだろう」と話した。

 邑久町漁協では生産者60戸がいかだ1240枚で養殖し、この日は約4トンを水揚げ。来年4月末までに例年並みの約1500トンの出荷を見込んでいる。

 他の県内主要産地では、牛窓町漁協(同市牛窓町牛窓)や日生町漁協(備前市日生町日生)が11月5日に水揚げを開始する予定。

(2020年10月29日 11時52分 更新)

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