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コロナ感染者1人死亡 岡山県発表 新たに9人確認

相次ぐクラスター発生を受けて会見した伊原木知事
相次ぐクラスター発生を受けて会見した伊原木知事
 岡山県は27日、津山市6人、総社市2人、県外1人の計9人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。これまでに感染していた患者1人が26日に別の疾患で死亡したことも明らかにした。県内での感染確認は再陽性を除いて214人、感染者の死亡は2人目。

 津山市の2人と県外の1人は、クラスター(感染者集団)が発生している津山中央病院(同市)の関係者で、入院患者の70代と90代以上の男性、医療従事者の20代女性。同病院での感染者は計12人(職員5人、入院患者7人)となった。同病院は27日、ホームページで診療は縮小せず継続するとした。

 同市の他の感染者4人のうち2人は、県内7例目のクラスターが起きた会食に参加し、感染が判明した大阪府在住者の親族の50代男女。残る2人は70代男性と50代女性会社員で感染経路は分かっていない。

 総社市は90代以上の女性2人で、クラスターが起きたグループホーム「吉備の里」(同市)の入所者。同施設での感染者は計10人(職員4人、入所者6人)。

 津山中央病院と吉備の里で新たに感染が判明した計5人はいずれもPCR検査で一度陰性となったが、再検査で陽性が判明した。

 26日に死亡した感染者について県は死因が新型コロナではないとして年代や性別、居住地、死因となった疾患などを非公表とした。

 相次ぐクラスター発生を受けて会見した伊原木隆太知事は「市中にウイルスがまん延している状況ではない」とした上で「飲食はなるべく普段一緒にいる人と少人数で楽しみ、発熱がある場合は仕事を休んでほしい」と県民に呼び掛けた。

 津山市も谷口圭三市長が会見し、市民へのちらし配布やポスター掲示などの感染防止対策を打ち出した。27日から広報車による啓発も始めた。

(2020年10月27日 20時37分 更新)

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