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美作で人身事故想定し訓練 智頭急行、消防や警察と連携確認

運転士に状況確認し負傷者を搬送する救急隊
運転士に状況確認し負傷者を搬送する救急隊
 智頭急行(鳥取県智頭町)は23日、美作市古町の大原車両基地で、消防や警察などと合同で人身事故の対応訓練を行い、連携を確認した。

 約40人が参加。大原―西粟倉間を走行中の特急列車が線路脇で草刈り作業中の住民と接触し、住民が負傷する事故を想定した。

 非常停止後に運転手が、車体の損傷を確認したり、負傷者にネクタイで止血する応急処置を施したりし、運輸指令に報告。連絡を受けた消防職員が運転手から状況説明を受け、負傷者を搬送した。車内では車掌が乗客5人に声を掛け、美作署員の現場検証の後、乗客を下車させた。

 運転手の上野弘樹さん(48)は「いざという時に適切に対応できるよう、日頃から心構えをしておきたい」と話した。

 智頭急行は例年、脱線事故を想定した訓練をしているが、7月に佐用駅(兵庫県佐用町)構内で高齢女性が特急列車にはねられ死亡する事故があったため、初めて人身事故の訓練をした。

(2020年10月26日 18時14分 更新)

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