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岡山県知事選、伊原木氏が3選 森脇氏に大差 投票率過去最低更新

コロナ感染対策で間隔を空け、支援者とともに万歳する伊原木氏(中央)=25日午後8時14分、岡山市内
コロナ感染対策で間隔を空け、支援者とともに万歳する伊原木氏(中央)=25日午後8時14分、岡山市内
3選確実を決め花束を受け取る伊原木隆太氏(右)
3選確実を決め花束を受け取る伊原木隆太氏(右)
伊原木隆太氏
伊原木隆太氏
 任期満了に伴う岡山県知事選は25日投票され、即日開票の結果、無所属現職の伊原木隆太氏(54)が3選を果たした。無所属新人で元共産党県議の森脇久紀氏(57)との一騎打ちを大差で制した。投票率は33・68%で4年前の前回を0・23ポイント下回り、2回連続で過去最低を更新した。

 新型コロナウイルス禍で行われた選挙戦は、感染防止対策や打撃を受けた地域経済の立て直し、西日本豪雨からの復旧復興をはじめ、2期8年の伊原木県政の評価が主な争点になった。

 伊原木氏は、県政運営の2本柱にする教育再生と産業振興について「少年非行率は下がり、学力は向上した。企業誘致などで県内に多額の投資を招き、雇用を拡大した」と成果を強調。新型コロナの対応強化、復旧復興の着実な推進を掲げ、政策の継続を訴えた。

 9月の出馬表明後、自民、立憲民主、公明の各党と日本維新の会県支部組織、連合岡山などが推薦。新型コロナの感染防止対策で運動を抑制しながらも、分厚い基盤に支えられて全域で支持を広げた。

 森脇氏は、擁立母体となった労組などによる市民団体「民主県政をつくるみんなの会」や推薦する共産党の支援を受けて選挙戦を展開。現県政を「学力対策は競争重視で、産業も大企業中心の支援に偏っている」と批判して政策転換を主張した。新型コロナ対策の充実なども打ち出して支援を求めたが、及ばなかった。立候補の表明が9月と遅かったことも響いた。

 当日有権者数は156万5549人(男74万6533人、女81万9016人)。

 伊原木 隆太氏(いばらぎ・りゅうた)大安寺高、東京大工学部卒。外資系経営コンサルティング会社勤務を経て、米スタンフォード大経営大学院でMBA(経営学修士)を取得。1998年5月から2012年5月まで天満屋社長。同年10月の岡山県知事選で初当選し、16年10月に再選された。54歳。岡山市北区出石町。

◇開票結果◇
=選管最終=

当459339 伊原木 隆太 54 無現 (3)
  63068 森脇 久紀  57 無新
(無効4909、持ち帰り等12) 

(2020年10月25日 23時06分 更新)

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