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津山・衆楽園で一足早く冬支度 松を害虫から守る「こも巻き」

松の幹にこもを巻き付ける市観光協会の職員
松の幹にこもを巻き付ける市観光協会の職員
 二十四節気の一つで、朝露が冷気で霜に変わるとされる「霜降(そうこう)」の23日、津山市山北の国名勝・衆楽園で松を害虫から守る「こも巻き」が行われ、一足早く冬支度を整えた。

 園内の樹木を管理する市観光協会の職員5人が作業した。アカマツやクロマツなど約80本の幹に、わらを編んだこも(幅約45センチ、長さ約180センチ)を巻き付け、手際よく縄で縛っていった。

 こも巻きは、枝葉の害虫が越冬のため地中に降りようとする習性を利用し、こもに誘い込む昔ながらの駆除法。虫が動き出すとされる二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」(来年3月5日)前後にこもを外して焼き払う。

 市観光協会の松坂晃弘さん(45)は「これから色づく園内の紅葉と合わせ、風流な景観を楽しんでほしい」と話した。

(2020年10月23日 22時27分 更新)

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