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好適環境水で育てたハタ初出荷 岡山理科大、ギフト商品販売へ

好適環境水で養殖したハタ
好適環境水で養殖したハタ
 岡山理科大(岡山市北区理大町)は23日、海水魚の飼育が可能な特殊な淡水「好適環境水」で育てたハタを初出荷した。24日に同市中央卸売市場(同市南区市場)で競りにかけられ、消費者に届けられる見込み。

 同大は昨年12月から構内の生命動物教育センターで、同環境水を使ってハタの稚魚約1200匹(体長7~8センチ、重さ5グラム)を養殖。この日はよく成長した30匹(同35センチ程度、同1キロ以上)を選び、市場の荷受会社に引き渡した。

 同大では山本俊政准教授(水産工学)が中心となり、これまでに同環境水で育てたウナギやマグロを出荷。ハタで14品種目となる。ハタは海のないモンゴルでも養殖に成功しているといい、山本准教授は「臭みが少なく甘みがあるのが魅力。これまでの品種に比べて短期間で大きくなり、商業ベースでも採算が期待できる」と話す。

 今後、天満屋(同市北区表町)と協力し、ハタのたたきや漬けなどをセットにしたギフト商品「おかやま理大づくし」(5400円)も販売する。

(2020年10月23日 20時01分 更新)

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