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真備復興へせんべい考案 陵南高生 11月6日、文化祭でお披露目

復興をテーマにしたせんべいをPRする真備陵南高の生徒たち
復興をテーマにしたせんべいをPRする真備陵南高の生徒たち
 西日本豪雨で被災した真備陵南高(倉敷市真備町箭田)の生徒が、復興をテーマにしたせんべいを作った。同町地区特産のタケノコなどをデザインしており、災害に負けず未来に向かって竹のように成長しようという自分たちの思いを込めた。地域の新たな名物にと、11月6日の同高文化祭でお披露目するほか、近くの土産物店での販売も計画している。

 せんべいは、直径6センチの丸形。区切った四つの枠に、タケノコやササのイラスト、「まび」の文字を焼き印で入れている。幅広い年齢層に受けるよう柔らかく、甘さ控えめの素朴な味わいに仕上げている。

 同高の普通科商業コースで学ぶ3年生12人が、昨年の3年生から企画を引き継ぎ、社会貢献を実践する授業の中で取り組んだ。八木聖也さん(17)は「複雑な絵柄や文字は焼き印にするとつぶれてしまう。シンプルな構図で未来へ進むシンボルを表現しようと、みんなで知恵を絞った」と振り返る。

 焼き印は倉敷市立工業高(同市田ノ上)の教員に、せんべいは菓子店のぼっこう堂(岡山県矢掛町)にそれぞれ製造を依頼した。

 2枚1セットで70円程度を想定。学校の近くにある土産物店でも扱ってもらうよう交渉を進めている。

 開発メンバーの畑紗也加さん(18)は「『災害に負けない』という思いを込めた。町内外の人に手に取ってもらい、元気になろうと頑張っている被災地の思いを届けたい」と話す。

(2020年10月16日 12時09分 更新)

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