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CLT建物、真庭移築の安全祈願 隈研吾さんデザイン、来夏開業

隈研吾さんがデザインを手掛けたパビリオン棟=昨年12月、東京・晴海
隈研吾さんがデザインを手掛けたパビリオン棟=昨年12月、東京・晴海
真庭市産のCLTを使った建物を移築する工事の安全祈願祭
真庭市産のCLTを使った建物を移築する工事の安全祈願祭
 真庭市は14日、東京・晴海に建てられた同市産の新建材CLT(直交集成板)の建物を蒜山高原(同市蒜山上福田)に移築する工事の安全祈願祭を現地で開いた。建物をデザインした建築家・隈研吾さんのミュージアムなどに活用し、蒜山観光の新たな拠点化を目指す。2021年7月の開業予定。

 CLT建物は、高さ18メートルのパビリオン棟(内部600平方メートル)と一部2階の展示棟(延べ990平方メートル)。パビリオン棟はイベント会場、展示棟はビジターセンターや隈さんの作品の縮尺模型を展示するミュージアムとして使う。敷地内に新設するサイクリングセンターを含めた運営事業者を21年3月までに決める計画。

 安全祈願祭には観光関係者ら約50人が出席。隈さんらとくわ入れした太田昇市長は「真庭の“光”を見てもらえる建物ができる。楽しい場所に育てていきたい」とあいさつした。

 総工費は17億円程度を見込む。国の交付金などを充当して市の負担を2億円ほどに抑える方針。今月から解体に入っており、21年3月に移築を完了させる。

 CLT建物は昨年12月、今年開催予定だった東京五輪・パラリンピックに合わせて三菱地所(東京)が建築した。

(2020年10月14日 20時18分 更新)

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