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西山ファーム訴訟 社長ら出廷せず 岡山地裁で第1回口頭弁論

岡山地裁
岡山地裁
 赤磐市西軽部の観光農園経営会社「西山ファーム」=破産手続き中=の預託商法を巡り、違法な勧誘で被害を受けたとして、岡山、香川県などの債権者18人が当時の同社幹部らに総額約1億1430万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が13日、岡山地裁であった。

 当時の社長と副社長は出廷せず、答弁書の提出もなかった。原告側の関係者によると、預託商法の中心的役割を担ったとされる元副社長は海外に滞在中で、訴状を送達できていないという。顧客のカード決済を請け負っていた東京の会社を含む他の被告はいずれも請求の棄却を求めた。

 訴状などによると、原告は30~50代男女。農産物を海外で販売する事業にクレジットカード決済で出資すれば、数%の利益を上乗せして返金するなどとうたった同社の商法に2017年ごろから参加したが、昨年2月に入金が停止。被害は1人約1430万~130万円に上り、東京の会社は預託商法の仕組みづくりに関わったとしている。

 この問題を巡っては、大阪、名古屋地裁でも債権者が集団訴訟を提起。これとは別に愛知県警が昨年5月、出資法違反容疑で西山ファームの関係先を家宅捜索している。

(2020年10月13日 20時53分 更新)

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