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国宝講堂きらびやか 光と音の芸術 旧閑谷学校創学350年で催し

国宝の講堂を楷の木の葉で彩ったプロジェクションマッピング
国宝の講堂を楷の木の葉で彩ったプロジェクションマッピング
 創学350年を迎えた国特別史跡・旧閑谷学校(備前市閑谷)で11日夜、国宝・講堂を彩るプロジェクションマッピングが行われた。シンボルの楷(かい)の木が成長していく姿などがカラフルに映し出され、来場者は光と音の芸術に酔いしれた。

 岡山県内の芸術家ら7人でつくる「インタラクティブ映像倶楽部」(赤磐市)が主催した。映像は7分間。初代岡山藩主・池田光政が家臣の津田永忠に学校建設を命じるアニメーションのほか、事前にイメージ画を公募した色とりどりの「葉」を付けながら楷が育っていく映像を投影し、ギター演奏とともに幻想的な雰囲気に包んだ。

 来場者がスマートフォンで選んだ光政や閑谷学校のイラストを投影する演出も。岡山県立操山中3年の男子生徒(15)は「小学生の時に論語を学んだ厳かな講堂と現代アートの組み合わせが新鮮で楽しめた」と話していた。

 備前市が本年度始めた「日本遺産活用事業」の一環。新型コロナウイルス対策のため3回の入れ替え制とし、立ち見を含め計約360人が観賞した。

(2020年10月12日 20時57分 更新)

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