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オウムの3きょうだい誕生 玉野・渋川動物公園でアイドルに

タイハクオウムの3きょうだいと触れ合う来園者
タイハクオウムの3きょうだいと触れ合う来園者
 玉野市渋川の渋川動物公園で、純白でボリュームのある体形が人気のタイハクオウムがつがいとなって3年を経て、待望の子どもが誕生した。5月から立て続けに3羽が生まれ、順調に成長。9月からは3きょうだいがそろって公開されており、持ち前の人懐っこさで園の新たなアイドルとなっている。

 母は28歳のポッポちゃん、父は13歳のキョロ君。4月22日に産んだ卵をスタッフがふ卵器で温めて5月19日に初めてふ化に成功すると、続いて6月25日、7月25日にかえった。タイハクオウムは性成熟に4年ほどかかるため性別は不明だが、既に体長約50センチの両親に迫る成長ぶりだ。

 同園によると、鳥は一緒に飼育すると数日で仲良くなるが、ポッポちゃんの初のパートナーとして2017年5月にやって来たキョロ君は距離を縮められず、ペアになるまで1年もかかった。

 宮本純男園長(83)は「ポッポちゃんは人間では熟年に相当する年齢。ふ化には何度も失敗しており、半ば諦めていた」と話す。

 3きょうだいは誕生順に8月から公開。今ではそろって入園者と触れ合うことも多く、自ら肩に乗るなどして愛きょうを振りまく。

 岡山市中区の主婦(34)と息子(3)は「ふわふわしていてかわいい」と喜ぶ。まだキョロ君のように「おはよう」「バイバイ」などの言葉は発せないが、同園は「優しい性格に育てたいので『かわいい』などポジティブな言葉で接して」と呼び掛けている。

(2020年10月10日 18時23分 更新)

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