津山市教委は2日、市立鶴山中(同市山北)で硫化水素を発生させる理科の実験後に2年生の男女9人が体調不良を訴えたと発表した。保健室で学校医の診察を受け、同日中に全員が授業に戻った。
市教委と同中によると、1時間目に2年生32人が理科室で硫化鉄に塩酸を加える実験を実施。試験管を持っていた生徒の椅子を他の生徒が揺らして液体がこぼれ、周囲にいた7人が授業後に胸のむかつきや頭痛を訴えた。試験管の口の上を手であおいで臭いを確認する指示が伝わらず、試験管に鼻を近づけた2人も不調を訴えた。
実験は50代の男性教諭が指導し、窓を開けて換気扇を回していたという。同中は「体調を崩した生徒や保護者に深くおわびする。二度と同じことが起きないよう安全管理を徹底する」としている。
市教委と同中によると、1時間目に2年生32人が理科室で硫化鉄に塩酸を加える実験を実施。試験管を持っていた生徒の椅子を他の生徒が揺らして液体がこぼれ、周囲にいた7人が授業後に胸のむかつきや頭痛を訴えた。試験管の口の上を手であおいで臭いを確認する指示が伝わらず、試験管に鼻を近づけた2人も不調を訴えた。
実験は50代の男性教諭が指導し、窓を開けて換気扇を回していたという。同中は「体調を崩した生徒や保護者に深くおわびする。二度と同じことが起きないよう安全管理を徹底する」としている。
(2020年10月02日 21時44分 更新)