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書類作成ミスや条例違反204件 県が社福法人と社福施設指導監査

岡山県庁
岡山県庁
 岡山県は所管する社会福祉法人と社会福祉施設に2019年度に行った指導監査の結果をまとめた。23法人69施設で書類の作成ミスや条例違反など204件の不適切な事例が判明し改善を文書で求めた。

 最も多かったのが「決算関係書類が不適切」の31件。備品購入の領収書がなかったほか、貸借対照表で運営する施設ごとに記載する事業の区分を間違えるなどしていた。

 条例違反では、複数の保育所で、月1回の実施が義務付けられている消火訓練や避難訓練を行っていなかった。障害児が利用する児童発達支援センターで、児童4人に対し1人とされている支援員の配置基準が守られていいケースもあった。

 県が不適切と指摘した件数の内訳は社会福祉法人が86件、社会福祉施設が118件。このうち、法人で59件(68・6%)、施設で109件(92・4%)が改善済みという。

 県保健福祉課指導監査室は「単純ミスや認識不足が原因とみられる事例が目立った。全ての不備が是正されるよう粘り強く改善を求めていきたい」としている。

 県は政令指定都市の岡山市や中核市の倉敷市などの所管を除いた456法人・施設を対象に1~3年に1回、指導監査を行っている。今回は32法人301施設を対象にした。

(2020年09月28日 20時51分 更新)

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