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公立夜間中「設立ニーズある」 岡山でシンポ、団体代表ら訴え

公立夜間中の必要性を訴えたシンポジウム
公立夜間中の必要性を訴えたシンポジウム
 岡山県内にまだない公立夜間中の開設を目指し、現状や課題を話し合うシンポジウムが26日、岡山市内で開かれ、さまざまな事情で義務教育を修了できなかった人の学習機会を保障する必要性を確認した。

 ボランティアの教師が教える「岡山自主夜間中学校」を同市内で運営する一般社団法人「岡山に夜間中学校をつくる会」が主催。同会の城之内庸仁代表や元夜間中教員ら4人が登壇し、約170人が聴いた。

 東京の公立夜間中で36年間教えた関本保孝さんは、岡山自主夜間中学校に約230人が在籍している現状を踏まえ「全国で生徒が100人を超える自主夜間中はない。設立のニーズは十分にある」と強調。城之内代表は「岡山自主夜間中学校では10~80代の幅広い世代が学んでいる。決して一部の人のための場ではないと知ってほしい」と訴えた。

 文部科学省は、卒業資格が認められる公立の夜間中を各都道府県に設けるよう促しており、現在は10都府県に34校が設置されている。

 この日は、夜間中を題材にしたドキュメンタリー映画の上映もあった。

(2020年09月26日 21時54分 更新)

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