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将棋・山陽アマ名人に羽仁さん 強豪対決制し初の栄冠

決勝で激戦を制し、勝負どころを振り返る第31期山陽アマ名人の羽仁さん(右)
決勝で激戦を制し、勝負どころを振り返る第31期山陽アマ名人の羽仁さん(右)
 アマチュア将棋の郷土最強の座を争う「第31期山陽アマ名人戦」(山陽新聞社主催)は最終日の20日、岡山市北区柳町の山陽新聞社で名人決定トーナメントがあり、前期挑戦者の会社員羽仁豊さん(23)=倉敷市=が優勝。初の名人位に就いた。

 A級77人、B級58人による予選会(12、13日)を勝ち抜いた岡山、広島県の愛好者27人が出場。持ち時間30分で対局した。

 決勝は羽仁さんと、第29期挑戦者の溝上裕亮さん(30)=倉敷市=の強豪対決。用意していた作戦が決まった羽仁さんが序盤から主導権を握ったが、溝上さんも粘って相手陣に入玉。200手を超える熱戦を、最後は羽仁さんが押し切って制した。

 終局後、羽仁さんは「タイトルもうれしいが、新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止になる中、久々に真剣勝負できたことが何よりの喜び」と満面の笑み。惜敗した溝上さんは「序盤でリードを許し、終始苦しい将棋だった」と振り返った。

 従来は、トーナメント戦優勝者が3番勝負で山陽アマ名人に挑むが、今回は3連覇していた長谷川大地さんが、転居で参加資格(岡山、広島、香川県在住)を失ったためタイトルを返上。トーナメントを名人決定戦として実施した。

 他の上位入賞者は次の皆さん。(敬称略)

 3位 井口仁(岡山市)竹内宏次(広島市)▽5位 石井孝明(井原市)矢部幸治(岡山市)蒲原明彦、吉本晃(倉敷市)

(2020年09月20日 22時21分 更新)

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