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地域循環型の共生社会を 岡山で連続シンポ 議論総括し提言

浦崎太郎・大正大教授の基調講演などを通じ、人材と地域づくりの大切さを考えたシンポジウム
浦崎太郎・大正大教授の基調講演などを通じ、人材と地域づくりの大切さを考えたシンポジウム
 山陽新聞創刊140周年記念連続シンポジウム「令和時代の地域をつくる」の第5回「地域学のススメ」が19日、岡山市北区柳町の山陽新聞社さん太ホールで開かれた。学校外の人々や魅力を知り、地元の課題解決を考える探究型の学習が人づくりにつながるとの考えで一致。持続可能で活力ある地域の在り方を探ったシリーズを総括し「人やモノ、お金が外に出ていく流れを変え、地域循環型の共生社会を推進しよう」との提言をまとめ、岡山からの地方創生をアピールした。

 地域と高校の連携について詳しい浦崎太郎・大正大地域創生学部教授が「次世代の育成は地元のチーム化から」と題して基調講演。「多様化が進む情報化社会の中で、答えのない課題への対応力を学校内だけで身につけることはできなくなっている。さまざまな人たちが立場を越え、連携することで、未来を担う子どもたちの進むべき道が見えてくる」と地域を挙げた人づくりの重要性を強調した。

 パネルディスカッションには浦崎教授と、松田欣也・津山商工会議所会頭、鍵本芳明・岡山県教育長、久常宏栄・津山東高主幹教諭、柏原拓史・NPO法人だっぴ代表理事が参加。学校と地域が一体となった教育による人材づくりについて意見を交わした。

 連続シンポは昨年6月から人口減社会、地元資源を生かした生活様式、お金の循環、交通をテーマに展開した。今回は新型コロナウイルス対策として定員を80人に絞って開催し、ライブ配信を行った。

(2020年09月19日 20時15分 更新)

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