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浅口の民家に砲弾の起爆装置 旧日本軍使用か、陸自が回収

民家の庭で発見された信管を調べる自衛隊員=14日、浅口市金光町(陸上自衛隊桂駐屯地提供)
民家の庭で発見された信管を調べる自衛隊員=14日、浅口市金光町(陸上自衛隊桂駐屯地提供)
 浅口市金光町の80代男性宅の庭で、旧日本軍が太平洋戦争などで使用していたものとみられる砲弾の起爆装置「信管」1個が発見され、陸上自衛隊が回収していたことが16日分かった。男性が2、3年前に土の中から見つけ、処分に困っていたという。

 玉島署などによると、信管は長さ約9センチ、重さ約200グラム。14日午後3時半ごろ、巡回連絡で各家庭を戸別訪問していた署員に男性が相談して発覚した。岡山県警の要請を受け、京都市の陸上自衛隊不発弾処理隊が出動し、隊員が同8時ごろに無事回収した。

 同隊による鑑定で、旧日本軍が昭和初期から終戦まで使用していたものと同じ型であることが判明。砲弾は見つかっていないが、信管のみが爆発した場合でも触ろうとした手を吹き飛ばす程度の威力があるという。

 男性は署員に対し「庭を手入れしていた時に見つかった。どうやって処分すればいいか分からず、植木鉢をかぶせていた」と話したという。

 県内では昨年11月、津山市の空き家で砲弾2発が発見され、同隊が回収している。

(2020年09月16日 20時43分 更新)

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