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個性的、楽しい間取り 津山工高生 住宅設計コンペ最優秀

最優秀賞に輝いた片田さんと作品
最優秀賞に輝いた片田さんと作品
 津山工高(津山市山北)建築科の生徒が建築デザインの技術やアイデア、製図力を競う「第51回住宅設計コンペティション」(岡山県建築士会津山支部主催)の最優秀賞に、3年片田美有(みあり)さん(17)が選ばれた。

 課題は「地域に開かれた美容室併用住宅」。立地条件や敷地面積、「住宅と店舗の出入り口を分け、室内ではつながっている」といった住民の要望など、決められた設定に合わせて設計した。

 現在の2、3年生計75人が、昨年10月から今年2月に授業で取り組んだ。3月の校内審査を通過した20作品が最終審査に進み、同支部調査研究委が入賞10作品を選んだ。

 片田さんの作品は、住宅と美容室部分に分かれた2階建て。プライベート空間を守れるよう、住宅スペースは外からの視線を遮るように植栽した。美容室は南側がガラス張りの円形で、庭側にウッドデッキ、2階にバルコニーを設けて交流スペースを確保した。模型の写真も添付した。

 審査員からは「個性的な楽しい間取りで、地域の人との交流でにぎわう情景が想像できる。図面がきれいにまとまり、模型で外観の印象がわかりやすい」と評価された。

 14日に荒木組津山営業所(山北)で表彰式があり、橋本政己支部長が入賞者に賞状を手渡した。1級建築士を目指す片田さんは「放課後や休みの日も使い、時間をかけて作ったので受賞できてうれしい。住む人のためのデザインができる建築士になりたい」と話した。

 入賞作品は30日まで市中心部の商店街・ソシオ一番街の「まちなかさろん再々」(堺町)に展示する。

(2020年09月17日 09時18分 更新)

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