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矢掛の町並み 重伝建選定を申請 文化庁に町教委、旧山陽道沿い

重伝建の選定を目指す矢掛町中心部の町並み
重伝建の選定を目指す矢掛町中心部の町並み
 岡山県の矢掛町教委は15日までに、江戸期の宿場町の趣を残す町中心部の11・5ヘクタールを国重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に選定するよう文化庁に申請した。文化審議会の答申を経て2020年度中にも認められる見通し。

 この日の町議会全員協議会で報告した。対象地区は旧山陽道沿いで、江戸期から昭和前期までの建造物が連なり、国重要文化財の旧矢掛本陣などが現存する。

 申請は必要書類の準備などに時間がかかり、7月末までとしていた目標からずれ込んだ。具体的な時期について町教委は「審査に関わる可能性がある」として答申まで公表しない方針。

 町教委は、申請に必要な地区の保存活用計画を6月に策定。厳格な保存が求められる「伝統的建造物」として所有者の同意が得られた118件を認定した。その後237件に増やし、候補の建造物(335件)に占める割合の目標7割をクリアした。

(2020年09月15日 19時55分 更新)

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